駅から滝ハイキング! 武蔵五日市駅から金剛の滝へ
※台風19号の影響により10月末現在、金剛の滝〜坂沢林道〜刈寄林道は通行できない状態です。
広徳寺〜金剛の滝は通行できます。
ただ滝周辺の景観は大きく変わりました。
現在の姿とブログの写真と違うところが多々ありますが、ご了承ください。
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電車とバスを使って滝へ行くことが多い私。
乗り換えや待ち時間など事前にいろいろ調べますが、ときどき、もっと気楽に行きたいな…と思うことがあります。
駅からぶらりと歩いて滝へ行きたい。
今回は、そんなときによく訪れるコースを紹介します。
それは「秋川丘陵ハイキングコース② 金剛の滝・広徳寺コース」。
(検索するとマップが出てきます)
ここの楽しさは、地図で分かるように、いろんなコースがあること。
今回は、広徳寺を経由して金剛の滝へ行き、坂沢林道から刈寄林道へ向かうコースを歩きます。
観光や休憩を入れて、だいたい3時間程度のハイキングコースです。(所要時間は個人差があります)
スタートはJR五日市線の武蔵五日市駅。
金剛の滝は八王子市にありますが、歩いていくなら、あきる野市の武蔵五日市駅が良いでしょう。
駅の隣には観光案内所があるので、初めて訪れる方は行き方を聞くもいいですね。
まずは広徳寺を目指してハイキングスタート!
通りにはリノベーションした古民家や美味しそうな蕎麦屋さんなど、気になるお店がちらほら。
帰りに寄ろうかな…と考えるのも楽しい。
私が気になったのは、どこか懐かしい雰囲気の惣菜屋さん。
思わずコロッケとウズラの串揚げを買いました。
上町という交差点を左折し、坂道を下りて、秋川を渡ります。
ところどころに広徳寺の案内があるので、その通りにてくてく。
ここから坂道を登ります。
少し息が切れた頃にベンチが。
ここは見晴らしの良い場所で、歩いてきた道が一望できました。
ピンボケですが(笑)
ウズラの串揚げでエネルギーチャージ!
旨し!!
坂道をもう少し登ると広徳寺に到着。
立派な山門。
臨済宗のお寺だそうです。
中へ入ってみましょう。
山門の向こうに広がるグリーン。
広徳寺の見どころでもある、2本の大銀杏です。
秋にはここが黄金色に染まります。
その姿は圧巻!
そして広徳寺は、このハイキングコースの数少ないトイレスポットでもあります。
(冬期は使用できないこともあるので要注意!)
広徳寺でひと休みしたら、次は金剛の滝へ。
右の未舗装路を登っていきます。
電気柵に注意!
ここから30〜40分くらい山道を歩きます。
ぱーっと視界の開ける場所がありました。
町はすぐそこ。ここからどんどん山の中へ入っていきます。
いくつか分岐がありますが、迷いそうなところにはだいたい案内があります。
しかし、人の少ないとても静かなハイキングコースなので、地図は必ずお持ちください。
この分岐は右へ進みます。
ここまで来れば金剛の滝まで、あと少し。
谷底へ落ちるように、ぐーっと急な階段を下りていきます。
足元には十分、気を付けて!
山の中で案内があるとホッとします。
案内のとおりに進んで行きましょう。
谷底まで下りると水の流れる音が聞こえてきました…!
しかし、水の音は聞こえるのに川が流れていない。あれれ…?
…と思ったら、いつの間にか谷に水が流れて、奥に滝が見えました。
金剛の滝(雌滝)です。
駅から歩いていける場所に、こんなきれいな水が流れているなんて…と驚くくらい、滝つぼは澄んでいます。
でも、ここで終わりではありません。
滝の右側にぽっかりと空いた空洞、分かりますか?
手掘りのトンネルです!
江戸時代に修験者が掘ったと言われているとか。
水がちょろちょろ流れるトンネルをくぐると…。
金剛の滝(雄滝)です。
滝のまわりは高い岩壁に囲まれて、とってもプライベート感あり。
隠れ家のような滝です。
滝つぼが、とにかく澄んできれい。
町が見渡せた場所から歩いて30分くらいで、この秘境感。
なかなか、すごい。
滝の横でひっそりと佇む不動明王さまに見守られながら…。
お見苦しくて失礼!
足ポチャして、クールダウン。
足ポチャしながら、滝を眺め、コロッケを食す(笑)
金剛の滝、実は私のかなりお気に入りです。
駅から歩いて行ける。
訪れる人が少ない。
山登りほどキツくない。
静かに自然の中を歩きたいとき、滝の前でのんびりくつろぎたいとき、でもあまり遠くまで行くのは嫌だなというとき、ここを訪れます。
自然に包まれて、滝と澄んだ滝つぼをぼんやり眺めて…。
たまには、こんな時間も大事!
金剛の滝でまったり過ごしたら、そろそろゴールへ向かいましょう。
金剛の滝から流れる逆川は、ふだんは水量は多くありませんが、大雨や台風のあとは、この谷いっぱいに水が流れます。
そんなときは滝まで行くのは止めましょう。
案内板まで戻って、次は坂戸橋のほうへ。
この先、案内板は無くなります。
ここからゴールの刈寄林道まで、だいたい30分くらい。
基本的に沢に沿って道は続いていますが、少しでも不安に感じたら、広徳寺に戻るか、都立小峰公園へ向かうことをおすすめします。
でも、このシンプルな橋!
プチ冒険が好きな方はきっとワクワクするのでは。
シンプルな橋もあれば、橋がない場所もあります。
でもよく見ると石が並べられていて、靴を濡らさずに沢を渡れます。
それがちょっと楽しい!
そんなところが2〜3ヶ所あります。
この朽ちた橋のあたりは少し広くなっていて、森の中でのコーヒータイムにぴったり。
道が徐々に広くなるとゴールはもうすぐ。
ゴールの刈寄林道です。
この橋もなかなか素敵なんです。
自然と同化しつつある姿は、なんだかメルヘン。
絵本に出てきそう⁉︎
刈寄林道をどんどん下りていくと、15分くらいで沢戸橋のバス停に到着です。
ここから武蔵五日市駅までバスで8分。歩いて35分。
バスで戻ってもいいし、町歩きしながら気になるお店に寄ってもいいですね。
私はというと、この近くにある手打ち蕎麦のお店へ行ってみました。
その名は「小春日和」。
古民家の素敵なお店です。
昨年オープンしてから気になっていました。
ハイキングのあとは、やっぱりビールでしょ。
蕎麦屋さんですが、お通しや肴も美味しかったです。
万願寺とうがらしの冷たいお蕎麦を頂きました。
お蕎麦、旨し! 酒、旨し!! 肴、旨し!!!
あれれ、いつのまにかいろいろ並んでいますね(笑)
ひとりで昼間から飲んでいたせいか、お店の方がいろいろ話しかけてくださって、とても楽しい時間を過ごすことができました。
また来ようっと。
自分の好きな場所に、お気に入りのお店ができるのは嬉しいですね。
実は、武蔵五日市駅でこんなマップを見つけまして。
「そば 小春日和」もしっかり載っています。
この周辺が好きなのは、滝やハイキングを楽しみながら、美味しいお店、素敵な場所に出会えるから。
来れば来るほど、歩けば歩くほど、気になるお店、行きたいスポットが次々と現れるところなんです。
素敵なカフェもいろいろありますよ♪
武蔵五日市駅から歩いて滝ハイキング、そして帰りに五日市ごはんやカフェさんぽ。
ようやく涼しくなって、散策が楽しい今の季節にいかがでしょう。
おすすめです!
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